墨田区八広の荒川沿いの土地にひっそり建てられている「関東大震災時 韓国・朝鮮人殉難者追悼之碑」。それは関東大震災の当時に荒川土手に避難してきた人々の間で「朝鮮人が攻めてくる」との流言飛語が出回り、それを信じた群衆や軍隊の手により次々に朝鮮人が殺されたという、ある「証言」を根拠に、地元のグループ「ほうせんか」によって建てられた追悼碑である。まあ、この手のテーマには毎度言える事だが、当時凄まじい被害をもたらした震災のドサクサで起きた出来事でどこまでが真実でどこからが嘘や誇張なのかは充分に各々の判断をもって考えるべきだが、ともかくこのような追悼碑が八広駅の近くに建っているのは確かである。
八広の朝鮮人追悼碑
![](https://i0.wp.com/estate.deepannai.info/wp-content/uploads/2015/02/5bd852cc52ec6ded2dd84a218210fa3d.jpg?fit=600%2C400&ssl=1)