若松・土井町

北九州市

若戸大橋を渡った先の北九州市の若松と言えばかつて筑豊炭田からの石炭の積出港として栄えてきた街で、地理的な条件も相まってただでさえ寂れ気味な北九州市の数ある街の中でも市街地の衰退が激しいのだが、かつては連歌町遊郭というのもあったし、港湾労働者や炭鉱関係者なんかがしっぽり遊ぶ所も充実していたのだが現在は遊郭跡も綺麗さっぱり無くなって何とも虚しい気持ちにさせられる。しかし、中川町の一画に赤線地帯の成れの果てと言われる街並みが残されている。「旧土井町」の地名で呼ばれるこの界隈には戦後の風景そのまんまなバラック長屋が連なる昭和街並み裏遺産状態。こんな場所で夜に来ると何かやってるみたいなんですが怖くてとても試す気にはなれませんでした。

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