都営高円寺アパート

物件情報

環七通りと青梅街道が交差する高円寺陸橋から環七通りを少し南に行ったあたりにある「都営高円寺アパート」。昭和36(1961)年に建てられたとあって見た目にも相当古びていて凄いのだが、全4棟のうち環七通りに面した3、4号棟は一階部分が店舗テナントになっている。老朽化で住民は立ち退きを終えたらしく二階から上の住居フロアはもぬけの殻になっていた。

下の店舗も大部分がシャッターを下ろしたままで古い店の看板だけが残っているのだが、店舗の立ち退きは完了しておらず、未だに数店舗が営業を続けている。かなり放置プレイが長く続いているようで、建物の外壁にはこれでもかという程落書きされまくっていて痛々しい。いつ解体されるのかも分からない、謎めいた団地である。

2019年2月、杉並区の路上で複数ミミズクが目撃される騒動が起きて、阿佐ヶ谷から高円寺にかけてマスコミがアホみたいに駆けずり回っていたが、当のミミズクは後日、この都営高円寺アパート前の環七通りの路上で車に接触して死んでいるのが発見された。

物件写真

環七通り沿いにそびえる都営高円寺アパート3・4号棟
その一階部分の商店街が荒れ果てている
シャッターとかいたるところが落書きだらけ
昭和過ぎるネーミングセンス
長らくこの状態のままだが解体される目処が立ってない
4号棟屋上に一時期逃走ミミズクが居座っていた
高円寺陸橋南側の環七通り裏手にさらに1・2号棟が
団地に隣接する杉並区立梅里公園

ベランダに置いとけばTBSが飛びつくかもしれないミミズク像

杉並のヒッピー貧民窟高円寺

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