平将門の首塚

千代田区

皇居にも程近い、大手町のオフィスの谷間にひっそりと佇む公園のような一角。それは公園という訳でもなく「日本三大怨霊」の一つに数えられる平将門の首を祀る首塚である。首塚とは言うが実際に首が祀られているわけではなく、石碑が建っているだけだ。朝廷に破れ処刑された将門の首が平安京で晒され、後にその首が光を放って飛んでいってこの辺に落ちたという伝説があり、その伝承通りの場所に江戸時代から将門の首塚が建てられ今に続いている。

かつてこの場所に大蔵省の建物が建てられた時、関係者の不審死が相次ぎこれは将門の祟りではないかと恐れられ、それが現在にまで言い伝えられ、日本屈指のオカルトスポットとして名を馳せている。普段はオフィスワーカーが呑気に仕事の合間タバコをふかしに訪れるような場所だが、首塚は地元のボランティア団体により管理、清掃が行われている。直接首塚の写真を撮ると祟られると聞いていて怖かったので、横から遠慮がちに撮りました。ヘタレですいません。

千代田区 大手町

千代田区 大手町

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