永山団地

多摩市

物件情報

多摩丘陵一帯に形成された巨大団地「多摩ニュータウン」のうち初期に開発が進められた多摩市永山4丁目付近は昭和40年代に街開きした5階建ての低層棟が整然と立ち並ぶ姿を見る事ができる。

兎角高齢化問題が著しいと言われているのがこの付近の事で、特にこのあたりの団地は家賃も安いので、年金暮らしの独居老人がたくさん暮らしているようだ。隣接する商店街「永山団地名店街」の福祉関係やNPO法人ばかりの店舗構成からしてもその傾向が伺える。通り掛かる通行人、公園でたむろする住民達、見かける人々ほとんどが高齢者ばかり。

最寄りの小田急・京王永山駅からも徒歩15分以上掛かる上、高低差の激しい道を通勤ルートで使うのもなかなか辛そう。永山界隈の団地を見るとごく一部では民間の分譲マンションに建て替えられている一画もあるが、ここから都心に通うというのはなかなか骨が要りそうだ。

物件写真

整然と連なるコンクリート住居棟は一種異様な雰囲気
階上からは多摩ニュータウンが一望できる
足元を見れば行き場もない団地住民のご老人たちが集会
永山団地名店街。ひっそりしている
シャッター通りと化す中、高齢者向けサービス店舗が目立つ
寂しい商店街なので人を描いておきました的なシャッターアート

都市部の団地も“限界集落”化

タイトルとURLをコピーしました