山口県長門市、旧油谷町の向津具(むかつく)半島の先っちょに「楊貴妃の里」なる妙な場所があって気になったので行ってみた。どうやらこの向津具半島には中国唐時代の皇妃・楊貴妃が亡命してきたという伝説が語り継がれていて、それに基いてこんな中華庭園風の公園を作っちゃったらしい。白亜の楊貴妃像が見下ろす広場を抜けた先には「楊貴妃の墓」まであるという念の入れよう。墓は目隠しされてて中に入るには1人100円必要だそうで、お金を入れて中に入ると「楊貴妃絵馬」が置かれていて安産子宝縁結びのご利益ありとの事。しかし終始観光客もまばらで寂しい場所でした。