麻羅観音

長門市

山口県長門市の俵山温泉近くにある「麻羅観音」。もうその名前からしてあからさまなのだが、温泉街から微妙に外れた一角にあるお堂とその周囲に男性の象徴がこれでもかと祀られている陰陽信仰で有名な神社である。戦国時代、中国地方の武将だった大内義隆公の末子の歓寿丸が当地に匿われて「女装」して隠れてたが追っ手に捕まり殺されてしまい、男性の「証拠」を切り取られた挙句棄てられた骸を哀れんだ村人が建てた神社という伝説がある。

という訳で奉納物が陶器製のアレでナニだらけというビジュアル的にもかなりキテる風景が拝めるのだが、真面目に子孫繁栄五穀豊穣をお祈りする場所だが、悪ふざけで阿部高和さんの絵を飾られていたりするのが笑える。

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