島根県松江市の一畑電車というローカル線に日本一長ったらしい駅名を持つ駅があると聞いて物珍しさから見に行った事がある。一畑電車は松江・出雲各市から出雲大社と一畑薬師への参詣鉄道として整備されたもので宍道湖北岸に線路が通っているのだが、その途中にある「ルイス・C.ティファニー庭園美術館前駅」が日本一長い駅名として同名の美術館が開館した2001年に名称変更されていた。
しかし当取材班が訪問した2007年夏の時点で件の美術館がなんと閉館、併設する「松江イングリッシュガーデン」に因んだ駅名に変更されてしまったのだ。これ以後「日本一長い駅名」の栄冠は熊本県南阿蘇村にある南阿蘇鉄道の「南阿蘇水の生まれる里白水高原駅」が再び返り咲く事になった。
ちなみに元々の駅名は「古江」だったそうです。