水上温泉

群馬県最北部、みなかみ町にある温泉街「水上温泉」は昭和の前時代的佇まいがモロに残る街並みが印象的だ。上越線で東京からも来やすい場所にあり戦後から昭和の慰安旅行全盛期には怪しげな店がたいそう栄えていたというが現在はかなり寂れてしまい、歓楽街温泉的な街並みは鳴りを潜めているが、レトロな土産物屋や射的屋、スマートボール店なども適度に残っていて、温泉宿も日帰り利用できる所が多い。しかし路地裏に入ると廃屋と化した飲食店がちらほら見られる。商店街には「奥利根見番」と書かれた看板もあって、かつては芸者さんも居たようだが、今でも現役なんでしょうかね。