杉並区

高円寺の地名はあまりにも有名なのだが、その地名の元となった「高円寺」という寺があるのはあんまり知られていないようで、高円寺駅の南東の住宅街にひっそりと佇んでいる。「宿鳳山高円寺」といい、江戸時代に徳川...

高円寺駅南口の氷川神社の末社に「気象神社」という変わった神社がある。どうやら全国唯一の「気象の神様」らしく気象予報士試験を目指す人々が全国から参拝に訪れるという非常にマイナーな聖地でもあるのだ。元々は...

とりわけ沿線住民の平均年収が高いセレブ路線らしい「京王井の頭線」の富士見ヶ丘駅に程近い住宅地の中に不気味な程に広い大豪邸がある。サラ金大手武富士の研修施設兼、元会長の武井邸「真正館」である。 約...

やたら新興宗教団体の施設が多い西荻窪駅周辺だが、特に注目したいのが「幸福の科学発祥の地」がある事。2009年総選挙で大量の候補者を擁立したものの全敗、その後も選挙活動を続けたり教祖エル・カンターレは著...

比較的優良住宅地が多いとされる杉並区の中でもとりわけ貧民街扱いされる高円寺界隈には現役の銭湯が沢山残っている。なみのゆもその一つで、遠くからでもよく見える煙突には青黄赤のどこかで見たような三色のライン...

杉並区和田の環七沿いから見える巨大な宗教建築は日本第二の規模を誇る新興宗教団体・立正佼成会の本部だ。円形の大聖堂は昭和39（1964）年に完成したもので、建物は周囲に円柱が配されその内部も円形となって...

日蓮宗の寺院で杉並区でも指折りの規模と歴史を誇る日圓山妙法寺は厄除け祈願の縁起があり江戸時代から崇敬を集めていた。現在も老人を中心に参拝客でそれなりに賑わっている。毎年10月に行われるお会式は近所の立...

杉並区堀の内、厄除け祖師として参拝者のご老人の姿が多い妙法寺近くの環七沿いにそびえる都営団地。昭和44（1969）年築でかなりの年季が入っていて外壁もあちこち補修された跡が見られる。外観から窓のレイア...

鉄道駅から遠く離れているせいで杉並のチベットなどと呼ばれる杉並区大宮にある和田堀公園。その一角にうらびれた雰囲気の売店兼食堂「武蔵野園」がある。裏に釣り堀を併設していて、魚釣りと食事が一度に出来る。場...

高円寺駅南口に程近い場所にある見た目にはもう廃墟同然のビル、中央線に面した側には「城西将棋センター」「日本催眠心理研究会」といった色褪せた看板が残っていて雑居ビル風なのだが、裏に回るとビル所有者の自宅...

阿佐ケ谷駅近くの住宅密集地の中に何故か釣り堀がある。「寿々木園」という老舗の釣り堀で、大正時代からこの場所で商売を続けていて現在のご主人は三代目らしい。極普通の住宅地の傍らにいきなり「釣り堀」の看板が...

高円寺駅の西側にあるガード下商店街。場所柄もあって居酒屋だらけとなっているが、駅から近い側は普通の商店も多い。ローカルラジオ高円寺放送のＣＭでお馴染みの「東京宝石」、アジア雑貨「元祖仲屋むげん堂」、古...

物件情報 JR阿佐ケ谷駅の東側、中央線のガード下に連なるレトロな佇まいの商店街「阿佐ヶ谷ゴールド街」があった。阿佐ケ谷駅周辺が高架化された昭和42(1967)年に開業し40年以上の歴史を誇るが...

杉並区成田東にある公団住宅。昭和33(1958)年に竣工され、高度経済成長期以前に建設された数少ない公団初期の建築ということで、団地マニアにとってはある種の聖地とも言える場所である。広々とスペースが作...

物件情報 中央線沿いにあり、一見マトモな住宅街のイメージがある杉並区荻窪だが、ところがどっこい、JR荻窪駅北口の一角には戦後の闇市から生まれた何ともカオスな商店街が未だに残っている。駅前のロータリー...

他の地域と比べるとどうもあまりコリアタウン臭のしない阿佐ヶ谷界隈だが、阿佐ケ谷駅北口の中杉通りを北上して東側あたり、一見すると何の変哲もないただの住宅地と思える路地の中に朝鮮学校がある。東京朝鮮第九初...

JR高円寺駅の北口に降り立つと、そこには駅前の人混みに紛れて大量のダンボールで歩道を占拠する、随分と威勢の良い生鮮食品スーパーがある。戦後の頃からずっと高円寺駅前で営業を続ける老舗の高野青果だ。野菜、...

西荻窪は精神世界の住人が集まるスピリチュアルタウン。オウム真理教や幸福の科学をはじめ昔から新興宗教団体の施設が多数集まる土地だが、その中でも存在が際立つのがワールドメイトの施設。深見東州氏を教祖とする...