宿鳳山高円寺

高円寺の地名はあまりにも有名なのだが、その地名の元となった「高円寺」という寺があるのはあんまり知られていないようで、高円寺駅の南東の住宅街にひっそりと佇んでいる。「宿鳳山高円寺」といい、江戸時代に徳川家光将軍が鷹狩りの際の雨宿りにこの寺によく訪れていた事から知名度が上がり、その後家光将軍がこの周辺の村名（小沢村）を寺の名前である高円寺村に改めた事が地名の謂われと言われているそうだ。特に秋は境内参道が紅葉して日本的情緒のある風景を見せる。