珍宝石さん

松江市

島根県松江市の温泉郷「玉造温泉」。その奥地にひっそり佇むお堂は玉造温泉の名前に因んでか知らぬが「珍宝石さん」と呼ばれている。温泉街を外れて農道に入っていくと古びた鳥居が掛かった一角がある。鳥居もすっかり色褪せていて地味なので、うっかり通り過ぎそうになるが確かに「子孫繁栄 出雲玉造珍宝石さん」と書かれた標石も置いてある。お参りしてみるとそこかしこにあからさまな形の陰陽物が祀られていて異様な雰囲気。こちらも男性の象徴を象った自然石を御神体としていて子孫繁栄祈願に訪れる参拝者がいるとの事。温泉街からかなり外れている法則性は山口県の俵山温泉にある麻羅観音に酷似している。まあモノがモノだけにしょうがないんですかね。

タイトルとURLをコピーしました