兵庫県たつの市と言えば、姫路駅前にも巨大な広告看板を掲げるほどの世界に誇る手延素麺「揖保乃糸」の生産地として知られている土地だが、その本拠地であるたつの市神岡町に行くと「そうめんの里」という一般向け施設があり、休日には手延素麺の実演なんかもやっているそうだが、そうめん料理レストランや資料館や土産物店なんかも併設しているちょっとした観光客の立ち寄り場所にもなっている。
スーパーでも普通に売っているいつもの「揖保乃糸」シリーズに加えて、なかなかお目に掛かれない特級品、それに播磨地方ではよく食される「ばち」と呼ばれる素麺製造の際に出来る端っこの部分のみが小分けされて売られている。
さらに「そうめんの里」近くに鎮座しているのがその名も「素麺神社」。揖保乃糸の製造元である「兵庫県手延素麺協同組合」の名前が大灯籠の台に刻まれている。たつの市は日本屈指の素麺の聖地でもあるのだ。