新宿駅東口を出てアルタ横の百果園が目印となっている、靖国通り・歌舞伎町方面に抜ける途中の一帯は「モア街」という名称が付いているのはあまり意識せずに歩いているのだが、繁華街としても一等地もいいところであるはずのこの一角に長年ビルすら建たず不自然な空き地に何故か福岡市のメガネ屋「天神愛眼グループ」が「夢のレンズ」の巨大広告看板を設置している。
別に天神愛眼が新宿に店舗を置いている訳でもないのに、東京を代表する大繁華街の一等地をまるまる使い、決して安くはないであろう広告費を叩いて「夢のレンズを求めて東京、横浜、大阪、中国、韓国からもお越しになります」と、福岡天神にある11階建ての全部メガネ売場だらけになっている自社ビルを猛烈アピールしている謎。中にはこの場所に11階建てのメガネビルが建つものだと本気で勘違いする人もいそうな勢い。一応この土地は天神愛眼グループの所有地で、2009年から広告看板を設置しているとの事。そのうち目処が付いたら店舗を建てるのかも知れませんね。
そしてこの看板の前でいつも怪しい浮浪者風のオッサン達がその辺から拾ってきた雑誌類を販売している風景もお馴染みのもの。やっぱりこの一角だけ空気が淀んでませんかね。