東京都内各所にまだまだ残る「開かずの踏切」問題。しかしよりにもよって都心も都心、小田急線新宿駅を出たばかりの所に「開かずの踏切」が未だに存在しているのはご存知だろうか。その名も「新宿1号踏切」。新宿~代々木間を通る都道414号線上にあり、小田急新宿駅の地下1階と地下2階に分かれたホームから出た車両は全てこの踏切内の線路を往来する。
当然朝の通勤ラッシュ時間帯には殆ど遮断機が降りたままになるので、歩行者は傍らにあるサザンテラス経由で迂回する事になる。ところで目の前にあるJR東京総合病院は救急車の緊急時に「開かずの踏切」に困ったりしないものかと思う訳ですが、構造上鉄道の高架化は不可能で、都道414号を高架かアンダーパスなりに変えない限り無くす事は出来ないのだろう。ちなみに南新宿駅寄りにまだ2つも踏切が存在している。