三軒茶屋・味とめ

世田谷区

『喰うてかへんか?』と何故か関西弁で客を呼ぶネオン看板が目印の三軒茶屋駅前の居酒屋横丁「すずらん通」に入り一番奥まで進んでいくと右手に現れる割烹居酒屋「味とめ」。まず店の外観が怪しすぎて素人にはおっかなびっくりな訳だが勇気を出して足を踏み入れるとこれまた店の中が人ん家のような乱雑ぶりで笑ってしまう。中央のテーブルなんか物置場になってるし大丈夫かよと思うのだが、壁一面にこれでもかと貼りつけられた手書きのメニューに二度圧倒される。
350種類以上というメニューの数々は肉系から魚系まで様々だが、店構えのキョーレツさに見合ったキョーレツな個性の女将さんが南房総出身という事もあって「さんが焼」をはじめ魚料理をお勧めしたい。時期が良ければウツボのたたきといったレアな料理も食べる事が出来る。満員でも2階の座敷がありキャパシティが広い。居酒屋のくせに平日でも朝10時半から開いているという気合の入れようも素晴らしい。

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