マルエツ蕨北町店

蕨市

埼玉の外国人移民特区「蕨市」の国道17号沿いを走っていると目にする、妙にお下品な原色系看板が多いチカチカした一画。マルエツ蕨北町店、トイザらス蕨店などが入居する店舗テナントビルとその周囲の店舗群である。しかもその隣には見慣れた三色のラインが目印の学会系仏壇屋もあると思えば、そこにはちゃっかり創価学会蕨文化会館も隣接している。さらにはお下品な店舗看板がこれまた目を引く埼玉ローカルの家電量販店「でんきち」まであるという、小さな貧民都市・蕨市ならではの小粒でもピリリと辛い山椒のようなラインナップ。

特にマルエツ蕨北町店には埼玉県最後の生き残り店舗であるドムドムハンバーガーが現役で営業している。マルエツやトイザらスへの買い物客がついでに立ち寄って、オシャレ感の欠片もない埼玉クオリティ全開のくたびれたフードコート然とした店内でハンバーガーとポテトを食らって家に帰るのだ。さらにドムドムの隣には廃業してすっかりもぬけの殻となった元「ディッパーダン」の店舗の残骸も見られる。マルエツと言えば元々ダイエーの資本(株式買い占め)が入っていた事もあり、未だにこのようなダイエー臭い店舗が残っているようだ。

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