前の浦商店会

大田区

住所で言えば「大田区大森南」になる、森ヶ崎とも呼ばれる東京屈指の鉄道不毛地帯。呑川下流域に広がる町工場とボロアパートだらけの下町にある小さな商店街「前の浦商店会」を通りがかった。ただでさえ場末的存在である大田区の、それも端の端にあるような商店街なので風情は東京というより地方の田舎にあるそれに近い雰囲気すらある。町工場密集地帯であるこの地域の貴重な商店街でもあり、チャリンコで蒲田駅前あたりまで遠征しなくとも普段の生活物資が調達できる場所でもあるので、買い物客の姿は殊の外多い。

商店街付近には、かつて漁港で農村だった羽田から江戸に物資が行き来していた「旧羽田道」が残り、江戸時代からの歴史を誇る「浦守稲荷神社」があり、ちょうど夏の祭礼行事が行われ多くの出店が並んでいた。まるで田舎の夏祭りのそれである。この場所に来るにも近所に鉄道駅はなく、京急梅屋敷駅もしくは大鳥居駅から延々と歩くか、大森駅あたりから森ヶ崎行きのバスに乗る事になる。

大田区 梅屋敷

大田区 梅屋敷

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