九品仏駅のドアカット

世田谷区

おのぼりさんが憧れてやってくるスイーツタウン自由が丘のすぐ隣、東急大井町線の九品仏駅は一転して地味なイメージ。それよりこの駅、ホームが電車4両分しかないため、5両編成で運転している列車がこの駅で止まる際は二子玉川寄り1両のドアが開かないという「ドアカット」現象が生じる。余った1両分は駅ホーム端に置かれた踏切を跨いで、その間は踏切も閉まったままになっている。さらに踏切を超えた二子玉川寄りには列車後部の車掌が確認の為に出るための足場だけが用意されている。

こうした「ドアカット」が見られる駅は九品仏駅の他にも同じく東急大井町線戸越公園駅、京急本線梅屋敷駅などがあったが、九品仏以外の各駅は駅舎が変わったりホーム延伸工事の結果ドアカットが解消されていて、東京都心において電車のドアカット現象自体が珍しくなっている。そのうち無くなる風景なのかもね。

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