池袋の梵寿綱建築

豊島区

東京各所にある「日本のガウディ」の異名を持つ建築家「梵寿綱」が設計したビルの数々。最も有名なのは早稲田鶴巻町にあるドラード早稲田だが、こちら池袋にも地味に梵寿綱建築があるというので見に来た。池袋駅東口の本立寺の近くに二軒の梵寿綱建築が至近距離に建っている。

角地に建っていて目立つ方が正式名称「ルボワ平喜南池袋ビル」、作品名「斐醴祈:賢者の石」。平喜屋という酒卸業者の所有するビルで一階部分に飲食テナントが入居しているがその上は住居マンションだ。魔王の城かよと思わせる怪しげな外観も香ばしいが中に入ると色とりどりのモザイクタイルで敷き詰められた天井がギラギラときらびやかで有機的なデザインのエントランスが出迎える。これで1979年築とはとても思えない前衛的過ぎるビルディングである。

あと、少し離れた所に建つ「東商ビル」、作品名「ヴェッセル:輝く器」(1990年築)もビルの規模は小さいがステンドグラスが散りばめられた外観が存在感を放っている。こちらは完全に飲食テナントビルになってました。ちなみに池袋にはもう一軒梵寿綱建築がかなり分かりづらい住宅地の中にあるそうだが、どこでしょうね。

豊島区 池袋

豊島区 池袋

豊島区 池袋

豊島区 池袋

豊島区 池袋

タイトルとURLをコピーしました