東京の中でも特に西武線沿線に行くと必ずと言って良いほど見かける中華料理店チェーン「福しん」は池袋を本拠地に東京北西側の貧乏臭い街にピンポイント的に勢力を拡大している。
日高屋やぎょうざの満洲あたりの対抗馬として東京西部及び埼玉西部の沿線文化の一端を担っているのだが、それが東長崎に行くと福しんならぬ「一しん」という名前のクリソツな中華料理屋がぽつんと路地に佇んでいる。こりゃパクリだろと思うのは早合点で、どうやらフランチャイズ契約の関係でこうなったらしいが詳しくは分からない。見た目はまんま「福しん」だがよく見るとメニューや値段も福しんとは少々違っている。