文京区白山の白山通り沿いにそびえる地上13階地下1階建ての大型ビルディング、ここは千代田区富士見にある朝鮮総連本部と並んで、朝鮮総連が所有する「朝鮮出版会館」という建物で、ビルの規模とは裏腹に人っ気もろくにないのが気掛かりだが、その屋上には北朝鮮本国と何らかのやり取りをしているのだろうか、やたらとごついアンテナが張り巡らされているのも見える。
ここの一階部分には日本国内では殆ど唯一と言っても良い、北朝鮮関係の専門書籍を数多く扱う朝鮮総連直営「コリアブックセンター」の店舗が存在している。金一族やチュチェ思想に関わる書籍を入手できる貴重な本屋ともあって北朝鮮マニアには欠かせない場所でもあるのだが、2015年1月に朝鮮出版会館の建物が約17億円で大阪市内の不動産会社に売却され、建物が解体、跡地にマンションが建設される計画が報じられた。よって、コリアブックセンターも2015年内に閉鎖する見込みとなっている。営業時間は日曜日を除く月～土曜日の午後1時から午後5時まで。
