蕨市民公園

蕨市

日本一小さい市でも有名な埼玉県蕨市。この街は90年代からトルコから亡命してきたクルド人難民が住みつき、20年以上が経って今では二世も増えているという隠れた「日本のクルド」。クルド人難民が着の身着のままで日本にやってきて最初に住み始めたのが蕨市民公園の中だったという話もある。そんな蕨市民公園のバーベキュー広場で毎年3月の春分の日に近い日曜日に行われるのがクルド人の民族的伝統行事「ネブロス」(Newroz)。昼と夜が同じ時間になるこの時期が彼らにとっての新年。蕨市民公園で此処ぞとばかりに集まるクルド人達が輪になって伝統音楽のリズムに合わせて踊る姿はまるで異国の情景そのまま。他にもケバブサンドも食べられたりして色々楽しいです。

彼らが故郷クルディスタンを追われ日本で暮らし続ける今、第二の故郷となった蕨の街を「ワラビスタン」と呼んでいる。

蕨市 蕨

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