東大手駅

名古屋市

名古屋の繁華街「栄」から出ている名鉄瀬戸線は同じ名鉄の他線と接続していない孤立路線で、元々は瀬戸電気鉄道という会社が運営していたのもあって「瀬戸電」と呼ばれる事が多い。窯業が盛んな瀬戸市から名古屋方面への貨物輸送の為に作られた鉄道路線だったが、当初は名古屋城の外堀の下を走って堀川駅まで行っていたのが廃止され栄方面へ乗り入れる事になった際、新たに地下駅として栄町駅と共に昭和53(1978)年に開業したのがこの東大手駅。厳密には戦時中に休止になった駅の営業再開になる。

利用者の多い栄町駅はともかくこの駅だけは開業当初からの配管剥き出しの殺風景で薄暗い古ぼけた地下駅のまま、開業以来35年以上が経った今も姿を留めている。その陰鬱さが気になってしまい思わず途中下車してしまった。名古屋城の東側にあり、場所柄名古屋市役所や愛知県庁などの官庁街が近く駅の利用者の多くはお役所関係の方々ばかりのようです。

名古屋市 東大手

名古屋市 東大手

名古屋市 東大手

タイトルとURLをコピーしました