都営鷺の宮アパート

中野区

西武新宿線鷺ノ宮駅を降りて妙正寺川沿いに歩くと現れる古い都営住宅群「都営鷺宮アパート」。高度経済成長期真っ只中の昭和34(1959)年から昭和39(1964)年の間に相次いで建設されたもので、5階建ての中層棟を中心に、巨大な給水塔がそびえる街並みが見られる。老朽化に伴い建て替え工事が行われてしまった為、この風景はもう見られない。鷺の宮アパート以外にも鷺ノ宮駅周辺には妙正寺川の両岸にかなりの数の団地が建っている。

都営住宅の住民を相手にした個人商店が若宮2-54付近にあったのだが、特にビール箱や段ボール箱やガラクタを乱雑に積みまくっていた「紀の国屋ストアー」も現在無くなっている。そして鷺の宮アパートがあった場所も「中野区立白鷺せせらぎ公園」として整備されており、公園地下は「妙正寺川鷺宮調節池」として大雨増水時の氾濫を防ぐ役割を持つ防災公園としての機能も備えている。当地は過去に妙正寺川の氾濫で浸水被害が起きたエリアでもある。

中野区 鷺宮

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