JR千駄ヶ谷駅から国立競技場を超えた向こう側、新宿区霞ケ丘町に存在する古い都営住宅群。昭和36(1961)年に建設されたもので築50年オーバーという年代物の団地だが、2020年開催予定の東京五輪に向けた国立競技場建て替え計画の用地に入っており住民の立ち退きを進めたい都側とそれに反対(東京五輪の開催にも反対)する一部住民&プロ市民との鍔競り合いが繰り広げられている。団地の1階に入る小規模商店街「外苑マーケット」は強烈なレトロっぷりを晒したまま現役で営業を続けている。
<追記>2015年末に外苑マーケット内の商店が営業終了、団地自体も解体工事のため閉鎖され2016年中に姿を消すことになった。