喜宝院蒐集館

八重山郡

牛車と観光客でごった返す八重山屈指の観光アイランド竹富島の一角にある「日本最南端のお寺」喜宝院。その外観も一般的なお寺のイメージとはかけ離れた、八重山の伝統家屋である。しかもただの寺ではなく施設の民俗資料館「蒐集館」として一般公開されている。琉球王朝時代に使われていた読み書き計算のできない庶民の知恵で作られた「藁算」の時に使われる結縄の現物から新城島で作られていたという陶器「パナリ焼」、終戦後の琉球政府下で使われていたB円紙幣や切手など、かつての八重山の人々の暮らしが分かる資料がてんこ盛り。これで入館料300円はお安いです。

タイトルとURLをコピーしました