高田馬場・名曲喫茶らんぶる

新宿区

高田馬場の早稲田通り沿い「高田馬場銀座商店街」を早稲田方面に歩いて行くと、映画館「早稲田松竹」の近くに物凄いボロい佇まいで残された煉瓦壁の喫茶店の廃墟があった。ここは「名曲喫茶らんぶる」という店舗で、同名の「らんぶる」の店舗がかつては東京各所にあったようだが、この店は既に2000年代初頭には喫茶店としてほぼ機能しておらず「一年のうち364日は閉まってる」などと都市伝説めいた話も聞かれる程終末化していたようだが実質廃業、長らく廃墟同然の姿を晒していた。
現役時代には作家の五木寛之氏などが常連だったという有名店だったらしいが、店の外の「名曲 らんぶる」のネオン看板が年々崩落、2003年頃に「る」が抜け落ちたのを皮切りに、我々が見た2009年頃には「ん」も抜け落ちて「ぶ」も大部分が取れてしまい解読不能の状態に。いつまで廃墟なんだよここ…と思っていたのだが、どうやら2013年秋頃に解体されてしまったようだ。

新宿区 高田馬場

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