秋葉原は日本屈指の電気街の地名として知られているが、その秋葉原の住所は「千代田区外神田」だったりするわけで、厳密に言うところの秋葉原ではない。ではどこが本当の秋葉原なのかというと、秋葉原駅から北に500メートルほど外れた「台東区秋葉原」という場所になる。
訪れてみると、地味なオフィスビルに放置されたままの家屋や事務所、それに目ぼしい店舗はダンボール回収工場くらいしかない。ビルの建設が何ヶ所かで行われているくらいで、電気街としてどころか繁華街ですらないという閑散とした場所である。しかも台東区秋葉原は1番地から6番地までしかない。
ちなみに秋葉原の地名の由来は台東区松が谷三丁目にある「秋葉神社」である。
