新宿区大久保には韓国人ばかりではなくアジア系を中心にあらゆる人種が集まる坩堝となっている訳だが、JR新大久保駅近くに「イスラム横丁」と呼ばれている一画があると聞いて気になったので足を運んだ。それは「百人町文化通り商店街」の事で、新大久保駅改札前の大久保通りを挟んだ北側から伸びる商店街沿いには確かにハングルよりインドやネパール、バングラデシュから中東あたりの国々の方々が営業している飲食店や食料品店がわんさか立ち並んでいて多国籍っぷりが半端無い。店先にはケバブ屋まであり外国人が行列を作っている姿も見られる。数ある食料品店にはムスリム系住民も安心なハラールマークも付いているし、雑居ビルに入ると現地人しかいないモスクがあったり、完全にパスポートのいらない海外旅行状態。日本に存在する「ムスリム街」と呼べる場所はここくらいだろうか。本格的なカレーが家で作りたくなった時は重宝する場所かも知れません。
