大谷資料館

宇都宮市

宇都宮市で餃子の次に有名なものと言えばこちらの「大谷資料館」。栃木県を中心に北関東一円で民家の塀や蔵によく使われている大谷石の採石場があるのが当地で、大正時代から昭和61(1986)年までの間に掛けて大谷石を掘り出して出来た巨大な地下空間をそのまま展示している。珍スポ愛好家界隈には春日部の首都圏地下放水路と並んで「地下神殿だ」と持て囃される物件で、戦時中は中島飛行機の地下工場として使われ、戦後は政府米の備蓄庫にもなっていた。

昭和54(1979)年に現在の大谷資料館が開かれ、一般公開されている他にも約2万平方メートルの広大な空間を利用して、これまでにもGLAYなど様々なアーティストの音楽PVの撮影や各種音楽イベントといったものに使われていて、ちょっとした「例のPVロケ地」として音楽関係者一同にはよく知られた場所でもあるのだ。

2011年3月の東日本大震災の影響で崩落事故などの危険防止の為2年程休業していた時期もあったが、さしたる被害も無かったようで無事再開している。また近所の大谷観音も巨大な大谷石の崖下に本堂を置いていて見た目にも迫力がある。

宇都宮市 大谷町

宇都宮市 大谷町

宇都宮市 大谷町

タイトルとURLをコピーしました