大阪人権博物館

大阪市浪速区

旧渡辺村、皮革産業で栄えてきた江戸時代から続く大阪市内でも有数の被差別地域があった浪速区西部のJR芦原橋駅周辺。この土地に同和対策事業の一環で昭和60(1985)年、旧栄小学校跡地に建設された「大阪人権博物館」(リバティおおさか)は全国的にも珍しい「人権」をテーマにした博物館で、当初は被差別部落に関する展示が中心だったのが現在に至るまでに在日コリアン、ウチナーンチュ、アイヌ、それに性的マイノリティ、薬害エイズや水俣病患者にわたるまで広範囲に扱っている。当然ながら内容が左に偏りまくっていて、何とも言えない気持ちになるんですが…

運営は開館当初から実質補助金漬けとなっており、2012年に橋下徹大阪市長、松井大阪府知事の視察の結果補助金が打ち切られ、自主財源による運営を迫られ入館料を倍の500円にしているが依然入館者数も少なく厳しい状況にあるそうだ。まあ、こうなる前までにこの地区に関しては色々あったんですけどね…

浪速区 芦原橋

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