瀬戸物の街で栄えた愛知県瀬戸市の少し寂れ気味な中心市街地、銀座通商店街を抜けた先にあるのがこちら「宮前地下街」。なんで地上にあるのに「地下街」なのか意味不明なのだが隣接する宮前公園から見ると地下に潜ってる感じがするからなのか。深川神社の参道に設けられた商店街で、古くから営業している飲食店が中心でかなり昭和風情が強い。
そしてここの名物と言えばうなぎの「田代」。営業中にはうなぎを焼く煙がもうもうと立ち込めて食欲をいやがうえにもそそられる。力仕事で重労働の窯業関係者の間でうなぎがよく食されていたのは山を隔てた向こうの美濃焼きの産地である岐阜県多治見市と同じ。そういえば他にも名物なのが「福助」「大福屋」の老舗焼きそば屋二軒。しかし福助の方は10年ほど前に店じまいしている。ご当地グルメ「瀬戸焼きそば」として売りだそうとしているようですが…