リトルエチオピア

葛飾区

物件情報

駅前一等地であるにも関わらずどうにもならない場末感を漂わせている京成押上線四ツ木駅前の「渋江商店街」を奥に進んだ一角に、いつの間にやら爆誕したエチオピア料理店「リトルエチオピア」がある。どうやら近年、葛飾区四ツ木界隈がエチオピア人コミュニティとして地味に盛り上がっているらしく、近隣にはエチオピア人が経営する食品スーパーやエチオピア人が集住するアパートなんかも存在するらしいが、なにせ人口が少ないようでとにかく目立たない。エチオピアにおいて2005年の選挙でエチオピア人民革命民主戦線の勝利後、政権によって反対勢力が弾圧されるようになり、日本に難民としてやってきたエチオピア人の一部が、家賃や物価も安く、金属加工工場や弁当工場など、外国人の働き口も多い葛飾区を選んで住んでいるという。

エチオピアというアフリカの中の一国、せいぜい日本人が思い浮かべるのはコーヒーの産地である事とマラソンが強い事とアベベ選手くらいしか知らない謎多き国で、アムハラ語という言語を使い、ゲエズ文字というミミズが這ったような象形文字のような文字表記は宇宙人からのメッセージかよと言いたくなる不思議な感覚だが、そんな国の料理が食えるレストランまであるとは葛飾区ってどれだけ奥が深いんでしょうか。

物件写真

寂れた下町商店街にいきなり現れるエチオピア料理店

日本人はほとんど誰も知らないエチオピア料理の数々が頂けるが、夜しか営業してません

「中国料理 宇田川」の居抜き物件

東四つ木4丁目2のアパートの一室にあるハラルフード店。エチオピアにはイスラム教徒も多い

エチオピアってどこですか?というあなたへ

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