黒門市場

大阪市中央区

古くから「浪速の台所」の名で親しまれている大阪・日本橋の黒門市場。明治35(1902)年に圓明寺市場として開かれたのが始まりで、寺の山門が黒塗りだったという理由でこの名前が付いているが、圓明寺は明治45(1912)年の大火で焼失、名前だけが残っている。ここに来ると活気を感じるのはやはり年末シーズン。市場の鮮魚店で売られるのは一匹数万円単位の高級トラフグばかり。それが飛ぶように売れる景気の良い光景が見られるのが黒門市場の見所だが、ふぐ消費量日本一という大阪の食文化の一環を垣間見る事が出来るだろう。

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