後楽園駅に程近い文京区小石川にある源覚寺、通称「こんにゃくえんま」。眼病除けにご利益のある閻魔様が祀られている一風変わった寺である。言い伝えによると眼病を患った老婆が閻魔様に祈願し続けたところ夢の中に閻魔様が現れ「ワシの目をくれてやろう」と言われ目が覚めると眼病が治ったといい、それ以来閻魔様に自分の好物であるこんにゃくを供え物として与え続けたという。よって眼病除けにこんにゃくを供えに来る参拝客が多いそうだ。他にも境内には患部に塩を塗りたくるとご利益のある「塩地蔵尊」もいたりして、やはり変わった寺だ。ちなみに寺の前の商店街も「えんま商店街」と名乗っていて、地味にスピリチュアルな街である。