神戸ビーフ食品

戸田市

兵庫県原産の和牛ブランドとして全国的な知名度を誇る「神戸ビーフ」は都内の高級レストランで物凄い高値で扱われていて庶民には手が届きません的なイメージが蔓延している中、東京から荒川一つ跨いだ先の埼玉県戸田市においてそんな神戸牛の切り落とし200グラムパックが1つ500円という信じられない価格で売っているという怪しげな情報を小耳に挟んでやってきたのは「美女木ジャンクション」に程近い戸田市美女木にある「神戸ビーフ食品」なる業者の青空市。

ここでは毎月第二・第四土曜の午前十時から青空市を開催しており、神戸牛の様々な部位の肉や加工製品、さらには産直野菜までもが激安販売され、戸田市内はもとより付近一帯に暮らす貧乏人ホイホイとして存在感を示している。特にテレビ東京の「ありえへん∞世界」でゲスっぽく紹介された直後の青空市では8月の炎天下の中、来客が長蛇の列を成し三時間待ちという狂気の光景が見られたのだ。

とりわけ目玉商品である1パック500円の神戸牛は来客人数分×1パック限定の販売となるため、貧乏根性の見せ所とばかりに大家族や親戚ご一同が5人連れや10人連れでやってきたり、乳飲み子まで頭数に入れ炎天下で並ばせてまで買い求めようとするDQN客も入り混じる埼玉クオリティ満載でカオスな青空市である。そして向かいのヤマダ電機は神戸ビーフ食品の客の駐車を防ぐために警備員を常駐させている。(近隣の彩湖・道満グリーンパークの有料駐車場を利用する旨が記されている)なお、普段の行列は三時間待ちということはまず無いのでご了承を。

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