京阪萱島駅のすぐ近くにリアルで昭和30年代の風景をそのまま残している超レトロ商店街があると聞いて訪れた。その名も「京阪トップ商店街」である。僅かに戦後の佇まいを感じさせる、向かい合う店舗長屋の間の通路の上にいい加減にサビまくった波トタン板の屋根が被さった形となっていて、中に入るとこれでもかと頭上を何度も横断する万国旗が…現在も肉屋や八百屋や洋品店、化粧品屋や何やら十数店舗が現役で営業しているが、特に洋品店のご老人に特化した地味な色合いのババ服率の高さは客層の高齢化をそのまま物語っている。
ちなみに京阪トップ商店街と直接繋がっている「萱島銀座商店街」は空き店舗ばかりで商店街の片側の建物も解体され、既に生ける廃墟状態に。昔はもっと人通りも多く活気があったんだろうな。
