勝浦中央商店会

勝浦市

千葉県外房の勝浦市は関東屈指の遠洋漁業基地で、勝浦港には季節に応じてカツオ漁船またはマグロ漁船が停泊し、そこでは日本の遠洋漁業の今日を担う外国人船員が多数いる。勝浦市中心市街地にある「勝浦中央商店会」には土着的な昔ながらの個人商店に加えて、勝浦名物のタンタン麺を出す大衆食堂や中華料理屋が多数軒を連ねる。元はこの勝浦タンタン麺も漁師や海女が多く居た土地柄、特に冬の寒い時期に冷やした身体を温める為にと戦後、地元の大衆食堂「江ざわ」が中国の担々麺を再現しようとして出来たご当地麺である。

そんな商店街を歩くと至る所に若々しい外国人船員の姿が。なんだか川上村のレタス畑にいる外国人研修生と存在がかぶるのだが、重労働の遠洋漁業の合間の息抜きをしている最中で彼らの表情は穏やか、すれ違う度に元気に挨拶されてしまう。また毎年2月下旬頃から行われる「ビッグひな祭り」は徳島県にある同じ地名の勝浦町との縁で地元の恒例行事となっている。遠見岬神社の境内に至る階段が全部ひな壇となる様子はなかなか壮観。

勝浦市 勝浦

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