行徳の旧街道沿いに連なる寺町と古い街並みに、今や多国籍タウンと化した行徳の意外な歴史を知る事になるのだが、かつて成田山参りをしていた江戸時代の旅人が降り立ったという行徳河岸の船着場があった場所が今では「常夜灯公園」という公園として整備されていて、江戸時代に成田山講をやっていた江戸日本橋の豪商が建てた常夜灯（市川市指定重要有形文化財）がそのままの姿で残っている。公園は2009年12月に開園したばかりで、旧江戸川沿いの遊歩道には地元民が犬の散歩をさせたりマラソンをやっていたりとすっかり憩いの場といった風情だが、川向こうの江戸川区東篠崎にある王子マテリア江戸川工場がよく見えて工場萌えマニアにも満足できる事請け合い。古紙再生とか段ボール原紙なんかを作ってるみたいですね。
