ロサ会館

豊島区

池袋西口の繁華街「ロマンス通り」はその名前とは裏腹にベタな大人向けのアレな店が多く下品な居酒屋等が集まる「埼玉の植民地」的な垢抜けない繁華街となっているが、そのロマンス通りの奥に建つのはひときわ古臭さを漂わせる総合レジャービル「ロサ会館」。戦後間近の昭和20(1945)年に映画館「シネマロサ」としてオープンしたのが前身で、現在の複合商業ビルとして生まれ変わったのが昭和43(1968)年。建物が道理で古い訳である。ゲームセンターやボウリング場に加え、漫画喫茶、ビリヤード場、さらにはテニス場やフットサルコートまでが入居している。
「ロサ」とはスペイン語の薔薇で、入口付近には薔薇の絵があしらったトレードマークのネオン看板が掲げられている。都心なのにあり得ない程の場末感を漂わせる建物だ。

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