池袋びっくりガード

豊島区

線路で街が分断されている池袋。駅構内を除いて池袋駅の東西を結ぶ連絡通路は北側のウィロードか、もしくは南側にあるこの「びっくりガード」の2ヶ所しかない。正式には鉄道側を「池袋架道橋」、道路側を「池袋南交差」と呼ぶそうだ。それにしても何故びっくりガードという珍妙なネーミングが付いているのかだが、かなり昔からそう呼ばれているらしく諸説あってどれが確かなのかも分からない。昔池袋駅前の高架の天井がもっと低くて電車が通り抜ける度に轟音が鳴り響き通り掛かる馬車の馬がびっくりしたから、もしくは立体交差が珍しかった昭和30年代にこのガードが出来たから等、説は様々だ。

夜にこのガード下を通り掛かるとそれなりに人通りはあるのだが、周囲には何もなく気味が悪い。どちらかと言うと変質者が出没してびっくりしそうなガード下である。近くにある西武池袋駅の南口もターミナル駅の割には極端に利用者が少なく不気味さを放っている。

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