ハーディー・バラックス

港区

外国人とセレブと成金DQNと半グレ集団が集う都心の歓楽街・六本木のど真ん中に一般人が立ち入れない米軍施設が今なお存在している。通称「ハーディー・バラックス」と呼ばれるこの施設は、元は旧陸軍第一師団歩兵第三連隊の敷地で、戦後に米軍に接収されて以降今に続いている。敷地内にはヘリポート、米軍機関紙「星条旗新聞」(Stars and Stripes)、将校宿泊施設、数々の関連研究施設が入っている。「赤坂プレスセンター」の名称もあるが、米軍関係者の間では「ハーディー・バラックス」の方が通りが良いらしい。

基地内にあるヘリポートはアメリカの軍関係者や要人が利用する目的で、横田基地等の各米軍基地とアメリカ大使館にも近い当地とを結ぶアクセス手段として活用されている。市街地を軍用ヘリコプターが超低空飛行する事に一部住民やプロ市民から反対の声が挙がっているが、日米地位協定に基づき日本の航空法は適用されない治外法権となっているのだ。

「ハーディー・バラックス」の名の由来は朝鮮戦争中に飛行機墜落事故で死亡したエルマー・ハーディー伍長に基づき、その名が付けられた将校宿泊施設は米軍関係者の紹介があれば日本人や部外者でも利用可能との事だが、各地の米軍基地のような定期的に施設開放されるイベントは一切行われておらず、原則として一般人は立ち入る事が出来ない。でも、ごく普通に宿泊施設としてトリップアドバイザーに口コミ情報が書いてあるんですけどね…

港区 六本木

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