ハッピーケバブ

川口市

JR蕨駅東口から少し離れた川口市芝新町、猫橋交差点近くにあるケバブ専門店「ハッピーケバブ」の前を通り掛かると、肉の焼ける良い匂いが鼻を掠め否応無く食欲をそそられるのだが、よくよく店のロゴを注意深く見ると、それがクルドの民族旗をあしらったデザインである事に気が付く。国を持たない最大の民族と言われ、特に政治的弾圧を理由にトルコから逃れてきたクルド人が多数暮らしている蕨市とその周辺地域において、この店は彼らクルド人の溜まり場として機能している。

ここで夕飯にケバブプレートを喰いましたが、旨かったのは勿論の事、周りの客も店員も全員が目鼻立ちのくっきりしたクルド人の若者ばかりという状況。しかし彼らは一様に母国語ではなく日本語で会話をしている。彼らは日本で生まれ育ったクルド人二世なのだ。なお、ハッピーケバブは板橋区大山にも二店舗目を出店しており、商売は上々の模様である。

川口市 蕨

川口市 蕨

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