花畑桑袋団地

足立区

お酉様発祥の地・大鷲神社で有名な足立区の北東端、大きく埼玉県側に盲腸の如く飛び出た土地、花畑八丁目にある都営団地。
桑袋というのは昔からの地名で現在もバス停や団地、橋の名前にも使われている。綾瀬川と伝右川が分岐する三角州の上に20棟程の中層棟が並んでおり、東京の最果てという土地柄に加え団地自体結構古びていることもあって、ただならぬ場末感を漂わせている。一部の住宅棟は「下駄履き住宅」となっており1階部分に土着臭の強い個人商店やラーメン屋がひっそり営業している箇所もある。周囲は埼玉県草加市と八潮市に囲まれていて、生活圏的にも足立区というよりはそっち寄り。竹ノ塚駅から路線バスもあるにはあるが本数も少なく、車がないと不便極まりない。

タイトルとURLをコピーしました